18の厚生年金基金が指定基金に加えられました。
財政危機とみなす指定基金に、18の厚生年金基金が加えられたと発表されました。
以前に指定された基金を含めると財政危機とみなされた指定基金は全体では97基金にのぼります。
平成24年11月1日現在の厚生年金基金数は571基金あり、約17%の基金が財政危機とみなされ財政健全化計画提出を求められているということになります。
9月に厚労省は将来的に制度そのものを廃止する方針を固めたことを発表しましたが、破たんしている基金、健全な基金、どちらにとっても基金の進んでいく道が見えず不安は解消されていませんね。
今後の基金の方向性に注意をもって見守っていきたいと思います。
※今回指定基金に加えられた基金※
- 茨城県建設業
- 北関東自動車整備
- 栃木県建設業
- 栃木県石油業
- 全日本シティホテル
- 東京都石油業
- 日本リネンサプライ業・介護事業
- 神奈川県印刷工業
- 富山県中小企業団地
- 甲信越印刷工業
- 長野県卸商業団地
- 北信越管工事業
- 岐阜県石油業
- 三重県石油業
- 京都府建設業
- 九州石油業
- 全九州電気工事業
- 福岡県・佐賀県トラック