精神・知的障害に係る障害年金の認定の地域差に関する専門家検討会(第7回)資料が公開されています。
精神・知的障害に係わる障害年金の認定の地域差に関する専門家検討会(第7回)資料が10月19日に厚生労働省ホームページに公開されました。
精神・知的障害に係わる障害年金の認定が地域によって格差が出ていることが公表され、格差解消に向けて専門家検討会が平成27年2月19日より開かれてきました。パブリックコメント募集も9月10日に終了しその内容も踏まえ、精神・知的障害に係わる障害年金の等級判定ガイドライン案が検討されましたが、予定を延長して検討会をもう1回開催し議論を深めるようです。
障害の程度は数値にすることは難しいものですが、何も目安がないと現在のように審査する側の主観で判定されるという不公平なものとなってしまいます。ガイドラインを作成するのみでなく、諸状況を柔軟に勘案して総合的な判断ができるよう、審査に係わる審査医、診断書を作成する主治医、に対して研修を行いスキルを標準化する努力も必要だと思います。