もらいすぎ年金、2013年10月から減額

本来よりも2.5%高くなっている年金額を本来の年金額水準まで減額する国民年金法の改正案が可決・成立し、「もらいすぎ年金」解消に向けて2013年10月から段階的に年金水準を引き下げることとなりました。

これにより、来年10月から平成27年4月までの3段階でj国民年金が減額されていきます。

平成25年10月に△1%
平成26年4月に△1%
平成27年4月に△0.5%
と3年かけて2.5%引き下げ、本来水準に戻されます。

平成25年10月には

国民年金が満額(65000円あまり受給している人)で月666円
厚生年金モデル世帯(23万円受給している人)で月2349円

平成27年4月には現在額より

国民年金が満額(65000円あまり受給している人)で月1675円
厚生年金モデル世帯(23万円受給している人)で月5900円

の減額となります。

過去に3年間、物価下落に併せて減額されるはずの年金を据え置いたための年間約1兆円の払い過ぎはここにきてやっと解決される見通しとなりましたが、一度受給している額を減額される痛みをもっと真摯に考えて欲しいと思います。